新しい出発として/文芸同東京「第1回民族芸術へのいざない―絆」

新しい出発として/文芸同東京「第1回民族芸術へのいざない―絆」

《朝鮮新報》2022.12.14

文芸同東京「第1回民族芸術へのいざない―絆」が上演された

「第1回民族芸術へのいざない―絆」(主催=文芸同東京舞踊部、協力=文芸同東京常任委員会)が2日、北とぴあ(東京都北区)で上演された。これを約600人が観覧した。

民族情緒あふれる、朝鮮舞踊、映像作品、民族器楽の演奏、重唱など14の演目が披露された。

文芸同東京は、同胞社会での民族性を守り発信する拠点として9月24日に再建され、これまでの部ごとの活動を超えた総合的な取り組みに着手。今回の公演は、文芸同東京の新しい出発を同胞社会に示す機として準備を進めてきた。文芸同東京舞踊部が3年に1回開催してきた発表会を発展させ、文芸同東京の総合公演として2年に1回開催する計画だ。

舞踊部の桂栄順部長は、公演のサブタイトルでもある「絆」すべての原動力となっているとしながら「芸術家、愛好家、同胞そして祖国との絆が同胞社会で民俗性を守り発展させる礎となっている。民族芸術、民族教育の素晴らしさを伝えていきたい」と話した。

終章では、文学部、「アリラン合唱団」、舞踊部が出演。詩の朗読、重唱、群舞が一体となり織りなす舞台に、観客は大きな拍手を送った。

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