在日本朝鮮文学芸術家同盟

劇団アラン・サムセ『초혼/チョホン(招魂)』

劇団アラン・サムセ『초혼/チョホン(招魂)』

作:金恵玲
演出:劇団アラン・サムセ
出演:金順香、金恵玲、金正浩、石川佳那枝(劇団道学先生)、高岡保成

1975年、朝鮮半島出身女性たちの中で自身が日本軍「慰安婦」被害者であったことを初めて明かしたぺ・ポンギ(裴奉奇 1914~1991)。
1972年の沖縄「日本本土復帰」に伴い新たに設置された総聯沖縄県本部に赴任したキム・ヒョンオク(金賢玉 1942~2024)。

朝鮮半島の故郷に帰ることなく、また出身地の神戸に帰ることなく、「異郷」沖縄で、強く美しい一本の縄をなうかのように生きた二人の魂。この二人をモチーフに描いた本作品から浮かび上がる過去、現在、そして照らし出される未来— 私たちはどこへ向かって歩くのだろう…。

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あの戦争の炎が、未だ燻り続ける世界に生きる私たちがいま直面するものを、在日の視点から描きました。在日1世たちには異郷だった日本が、私にとっては生まれ故郷です。この身体に流れる血の故郷と、この身体を育んでくれた生まれ故郷の間で、私たちはいまも、揺さぶられるのです。
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◆日時
2025年10月9日(木)~12日(日)
9日(木)19:00~
10日(金)19:00~
11日(土)14:00~/19:00~
12日(日)14:00~

◆劇場
 高田馬場ラビネスト
 GoogleMapリンク
 地下鉄副都心線・西早稲田駅より徒歩3分
 JR山手線、地下鉄東西線・高田馬場駅より徒歩8分
 東京都新宿区西早稲田3-27-4 第一キャラット河俣B1

◆チケット(全席自由)
 前売:4,000円
 当日:4,500円
 学生:3,000円

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