在日本朝鮮文学芸術家同盟

第10回在日コリアン女性美術展・パラムピッ/바람빛 제10회전

第10回在日コリアン女性美術展・パラムピッ/바람빛 제10회전

第10回在日コリアン女性美術展「パラムピッ」(바람빛)が3月20〜24日まで東京の品川区民ギャラリーで開催された。

1994年に始まった展覧会は今年で節目の10回目を迎えた。会場には20代から80代まで同胞女性22人の作品39点が展示された。5日間で延べ300人が来場した。

「パラムピッ」は関東地方在住の在日朝鮮人女性を中心としたグループ美術展。メンバーには職業画家や朝鮮学校の美術教員、会社勤めをしながら創作を続ける人、子育てや介護真っ只中の人などさまざまな立場の女性たちがいる。朝鮮語で「風と光」を意味するそのタイトルには、女性であるがゆえに強いられる多

在日コリアン女性美術展

パラムピッ10回展出品作品

朴慶奈

河美香

金セッピョル

林優美

任南依

李英順

成必麗

文美樹

全京愛

高宝藍

張留美

郭栄姫

金蓉子

金聖蘭

尹光子

朴順香

金明仙

黄君子

庾麗順

夫星琴

宋明樺

柳純華 

1994年に第1回展を開催した〈바람빛〉(パラムピッ)は30年の長い歳月を超えて今回、10回展を迎えることになりました。

その歩みを今までの案内ハガキで振り返ってみます。

※1回展のハガキが惜しくもなく画集表紙となってます。

1992年に美術を愛し創作に邁進する女性たちが、いつの間にか創作や発表の場から消えていくことが多いのはなぜなのか…

そんな素朴な疑問から女性同士が励まし合いながら創作を続け、発表の場を作ろうと始まったのが〈바람빛〉(パラムピッ)でした。

1994年から2006年の間に6回にわたり〈바람빛〉(パラムピッ)を開催してまいりましたが、この6回展を最後に事務局の諸事情により長きにわたり空白の期間がありました。

そんな中ようやく2015年に事務局を再結成し、〈바람빛〉(パラムピッ)第2期の活動を開始いたしました。

そして2017年に7回展を久々に開催、引き続き2019年に8回展を開催。

コロナ禍での延期もありましたが2023年に9回展を開催。

2025年の〈바람빛〉パラムピッは30年の歩みを振り返る節目の10回展を迎えます。

いよいよ来週開催となりました。

今回も沢山の方々のご来場、心よりお待ちしております。

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