朝鮮民主主義人民共和国 国立交響楽団 日本公演

朝鮮民主主義人民共和国 国立交響楽団日本公演

1992年6月1日、2日

朝鮮民主主義人民共和国国立交響楽団団長 キム・ジョンホ

朝鮮民主主義人民共和国国立交響楽団は、このたび日本を初めて訪問し、東京、大阪、神戸で公演することになりました。

私は、国立交響楽団の日本訪問公演のためご尽力下さった在日本朝鮮人総聯合会中央常任委員全と日本公演実行委員会、在日本朝鮮文学芸術家同盟をはじめとする在日同胞の皆さんに心からのあいさつをおくります。

また、わが交響楽団の日本訪問公演を積極的に支持声援してくださっている東京都、大阪府、兵庫県をはじめとする日本の各界各層の方々、出版報道機関と日本国民の皆さんに深甚なる謝意を表します。

国立交響楽団は、1946年に金日成主席の直接の発起によって創立され、今日まで46年間、公演活動を活発に行ってまいりました。

わが交響楽団は、3管編成の大きな交響楽団として圏内はもちろん中園、ドイツ、ルーマニア、ブルガリア、ポーランドをはじめ世界各国を訪問し、世界の名曲と、特に民族音 楽をもとにして創作されたわが国の交響曲や管弦楽曲を演奏し、朝鮮人民と世界の多くの 人民たちから称賛をうけてまいりました。

私は、わが国立交響楽団の日本公演が、在日同胞と日本国民の熱烈な歓迎と支持をうけるものと確信しております。

私たちは、またこの度の日本訪問公演が日ましに発展している朝・日両国人民の理解と友好を深め、今後の親善と交流を発展させる新たな契機となることを期待してやみません。

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